交通事故にあったらすぐさま動物病院へ

事故にあったらとにかく動物病院へ車にせよオートバイにせよ、直撃でひかれた場合は、即死に近いダメージを負います。もちろんわずかな望みにかけるため、最寄りの病院へ急いでほしいのですが、一見すり傷に見えて油断している間に、具合が悪くなることもあります。以前夜間に女性から「車とぶつかったが平気そうに兄えるので、このまま様子を見ていいか?」との電話が病院にありました。私は念のため来院するようお願いしたのですが、30分後にタクシーから降りてきた彼女の腕の中には、すでに死亡したイヌが抱かれていました。

観察してみると、舌や粘膜が真っ白になっています。車内でだんだん意識が遠のいていったとのことでした。体内の大きな血管が衝撃で破れ、内出血を起こしたのでしょう。場所が特定できない大規模な内出血や内臓破裂は、仮に昼間の事故ですぐに病院で緊急に延命したとしても、救えるリスクは低いものです。この飼い主には「あたりどころが悪かったです」としかいえませんでした。

その一方で、派手にはねられたはずのイヌが、軽い打撲だけですんだこともあります。来訪したときは鼻から1mを流して意識もあやしかったのですが、結果的には一時的な脳震溌だったようです。しかし、こんな運のいいケースを期待してはいけません。散歩をするときはかならずリードをつけ、伸びるリードは慎重に使ってください。もちろん、車の多い地域の人は特に気をつけてください。そして、不幸にも事故にあってしまった場合、素人判断で決めないで、とにかく荊院へ急行してください。

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